SPECIAL ISSUE|SPECIAL

さまざまなジャンルのダンスが出会うとき

Yuriko Ito Aerobics
Yuske Onuki Contemporary、Jazz、Street...etc
YOSHIE Street
cross×talk


DDDがなかったら、もしかしたら知り合っていなかったかもしれない、それぞれのジャンルにおけるトップレベルのダンサーたち。彼らがひとつに集結したとき、新たにどんな世界が出現するのだろう。話題はまずはDDDプロデュース公演『SEKAI』(P.18参照)の感想からはじまって……。

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YOSHIE(以下YO) 由里子さんたちのあの開脚! あれはすごいと、SEKAIを観て改めて思いました。私たちも、絶対練習しなくちゃ、って。

伊藤由里子(以下YU) ストリートダンスをされている方なんて、ちょっと練習すればすぐ出来ますよ! 私は体がそれほど大きくないけど、大貫さんみたいな長身の方がやったらすごくインパクト強いんじゃない?

大貫勇輔(以下O) 僕の場合、瞬発力が、あそこまでは出せないですね。感動しました。

YO あとはエアロビクスの方って、みんな、体がすごい。私のダンスレッスンに来てくださっている方で、エアロビクスの先生がいらっしゃるんですよ。私よりも年配の方なんですが、スタミナが全然違う。

O YOSHIEさんのレッスンって、めちゃくちゃキツイですよ。実は僕、生徒なんで(笑)。

――ではみなさん、やはり、自分のダンスを高めるためには、いろんなジャンルのものを習得されたほうがいいというお考えですか?

O 僕の場合は、ちょっと違いますね。というのも、自分のダンスに役立つからというよりも、単純にそのダンスが好きだから習っていたんです。僕の家はもともとダンススタジオを経営していて、母が講師でした。最初は母の影響でジャズとかモダンを習っていたんですが、『RAVE2001』を観て、ストリートダンスをやってみたい! と思ったんですよ。

YO よくどっちかにならなかったね。

O そうですね。コンテも森山開次さんのところに、最初、行きましたから(笑)。そういう意味では、さまざまなジャンルの一流の人たちにはじめから触れられたことも、続けて来られた原因だと思います。

YU でもね、私はいま、DDDと組んでワークアウトの仕事をしているんだけど、その中にAER☆STERというプログラムがあるんです。10月に出た2では、私たちコリオグラファーが3人で踊っているショーケースと、エアロビクスを専門にやっているわけではないモデルたちが踊っているバージョンとが収録されているんです。で、ある人に私たちの映像だけ見ると、難しそうに見えるから手を出せないって言われて(笑)。だから、間口を広げるためには、「これなら出来るかも」と思わせることもときには必要なのかな、と思ったんです。

O でも、僕はそれ、難しいと思うな。学校でも何でもそうですけど、教育者が中途半端だと、中途半端なまま教育が伝わっちゃうじゃないですか。それじゃダメだという気がするんです。ちゃんとした教育者が間口を広げることはいいと思うのですが、何も知らない人が間口を広げるのは危険ですよね。

YU だから、そこはきちんと判断しつつ、ですね。今の時点でできていないものに対してレッテルを貼るのではなくて、少しずつでも前進する方向にコントロールしていかないと。プログラムを開発する立場としては、そこは肝に銘じます(笑)。

この続きは、DDD2・3月合併号にて

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